西武鉄道、通年・全路線・全列車で実質CO2排出ゼロ運行を実現

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出所:西武鉄道
出所:西武鉄道

西武鉄道(埼玉県所沢市)は2024年1月1日(月・祝)から、西武鉄道全線で使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力とし、実質CO2排出量ゼロで運行すると発表した。これによって、西武鉄道全体のCO2排出量は、約90%削減(2018年度比)する見込み。グループ全体でも、約50%の削減(同)になるという。

池袋線・西武秩父線など全12路線、駅、信号機、踏切等で使用する電力を再エネに切り替え

東京電力エナジーパートナー(東京都中央区)の再エネ電力メニューを導入することにより、環境価値がついた電力による通年・全路線・全列車での運行を実現する。具体的には、池袋線・西武秩父線など全12路線、176.6キロの列車運行のほか駅、信号機、踏切等で使用する電力を再エネ電力に切り替える。年間使用電力量は約3億5000万kWh (2022年度実績)。一般家庭の約57,000世帯分に相当する約157,000tのCO2排出が実質ゼロとなる。

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