東洋エンジ、アンモニア分解による水素製造技術でKBR社とMOU締結

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赤矢印が今回のプロセス(出所:東洋エンジニアリング)
赤矢印が今回のプロセス(出所:東洋エンジニアリング)

東洋エンジニアリング(TOYO/千葉県習志野市)は8月4日、KELLOGG BROWN&ROOT LLC (KBR/米国テキサス州)と、KBRが保有するアンモニア分解技術からの水素製造技術「H2ACTSM(Hydrogen from Ammonia Cracking Technology )」の商業化推進に関する覚書(MOU)を、EPCパートナーとして初めて締結したと発表した。締結日は7月26日。

水素エネルギーの主なキャリアは、アンモニア以外にも液化水素、有機ハイドライド(メチルシクロヘキサン)が挙げられるが、アンモニアの利点は、運搬や貯蔵の容易さに加え、アンモニア火力発電などにおける直接利用、アンモニアを分解して水素を取り出し水素発電や燃料電池自動車(FCV)へ適用するなど、用途の広さが挙げられる。

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