旭化成と三井物産、バイオメタノールの供給体制を構築 バイオプラ製造

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旭化成(東京都千代田区)と三井物産(同)は6月8日、米国で生産するバイオメタノールの供給・調達体制を構築すると発表した。旭化成は三井物産から調達したバイオメタノールを原料として、従来品よりカーボンフットプリントの低いエンジニアリングプラスチックを国内で生産する予定だ。

マスバランス方式で原料を割り当て

三井物産は米国で、都市廃棄ごみから出るバイオガス経由のRNG(再生可能天然ガス)を調達し、マスバランス(割り当て)方式により現地合弁会社でバイオメタノールを生産している。また両社は、バイオマスなどが持続可能な原料であることをサプライチェーン全体で適切に管理するための国際持続可能性カーボン認証を取得している。これらの取り組みにより、旭化成は三井物産が製造したバイオメタノールを調達し、マスバランス方式で同原料を割り当てた各種エンジニアリングプラスチックを販売することが可能となった。

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