デンカ、アセチレン低炭素化へ共同研究 米ベンチャーと提携

デンカ(東京都中央区)は5月25日、アセチレン製造の低炭素化に向けた技術の確立を目指し、米国のベンチャー企業Transform Materials社(米国フロリダ州)と、共同研究および同社が展開する設備導入に関する契約を締結したと発表した。 同23日に調印式を行った。
Transform Materials社は、天然ガスの主成分であるメタン(炭化水素)をマイクロ波によりプラズマ化することで、アセチレンおよび水素を製造する技術を保有する。今後、デンカの大牟田工場(福岡県大牟田市)に、同技術にもとづくアセチレン・水素の製造設備を導入し、技術実証とアセチレンの大規模生産実現に向けた技術改良に取り組んで行く構えだ。
副生する水素を活用することで、カーボンニュートラルに貢献
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