伊藤忠エネクス、燃料採掘から走行までをカーボンオフセット 新サービス開始

  • 印刷
  • 共有
 画像はイメージです
画像はイメージです

伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は2月7日、法人企業向け給油カードサービスに、ガソリン・軽油の製品ライフサイクルで排出される温室効果ガス(GHG)をカーボンクレジットでオフセットできる「カーボンニュートラル給油カード」サービスを追加したと発表した。カーボンクレジットは、世界で広く利用されているVerraが認証するVerified Carbon Standard(VCS)やJ-クレジット制度で認証するJ-クレジットなどで調達して活用する。

算出結果を基に排出相当分をオフセット

同社は、カーボンニュートラルへの取り組みとして、ガソリン・軽油の原料となる原油の掘削から、国内での精製、ガソリンスタンドでの給油、車両での使用までのGHG排出量「Well to Wheel(ウェル・トゥ・ホイール)」を算定した。その結果、CO2換算数値で、ガソリンは2.97kg-CO2、軽油は3.05kg-CO2となった。

今後はこの算定結果を基に、需要家で使用された燃料が排出するGHG排出量を計算し、排出相当量をカーボンクレジットでオフセットする。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事