サッポロ、紙使用量20%減のエコボックス開発 アマゾンで試験販売

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包装資材の紙使用量約2割減の「パパっとパピエコBOX」(出所:サッポロビール)
包装資材の紙使用量約2割減の「パパっとパピエコBOX」(出所:サッポロビール)

サッポロビール(東京都渋谷区)は2月15日、ビール缶製品に使用する包装資材の紙使用量を約2割削減した「サッポロ SORACHI 1984 パパっとパピエコBOX」(350ml缶×12本入)を開発したと発表した。ECサイト「Amazon.co.jp」で同月23日からテスト販売し、ユーザーの購入意向や安全性・使用感・取り扱い性などを検証して同資材の実用化を目指す。

CO2排出量を約28%削減

今回の取り組みにおける梱包資材は、従来の缶製品を梱包する段ボールとは異なるパッケージ。天面と底面を紙製トレイで覆い、外装には古紙パルプ配合率70%の再生紙を採用しており、紙の使用量を従来比で約21%削減、CO2排出量は約28%削減できる見込みだ。また、従来品よりもかさばらないため、廃棄やリサイクルの手間も軽減される。

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