UCC、コーヒー水素焙煎で特許出願 年内にもテスト販売

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実験用水素焙煎機を用いた焙煎の様子
実験用水素焙煎機を用いた焙煎の様子

UCC上島珈琲(UCC/兵庫県神戸市)は5月22日、現在実用化に向けて開発に取り組んでいる水素焙煎に関する発明について、協力企業のヒートエナジーテック(神奈川県横浜市)と共同で特許出願したと発表した。

今回の特許出願が順調に進展したことを受け、年内には販路を限定したテスト製造・販売をスタートする予定だ。

水素の熱源利用・カーボンニュートラルなコーヒー製造の実現へ

コーヒーの焙煎プロセスの熱源として一般的には天然ガスが使用される。同社はCO2を排出しない水素を熱源とする水素焙煎機および水素供給システムの開発・実装を進めている。コーヒー焙煎においては、コーヒー特有の味覚や香りを引き出すため、微妙な火力コントロールが必要になるという。同社の発表によると、特許の内容・特徴は主に以下の3点。

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