資生堂、ちとせグループに10億円出資 藻類基点の資源循環型ビジネス構築へ

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資生堂(東京都中央区)は7月11日、バイオベンチャー企業群のちとせグループ(神奈川県川崎市)に10億円を出資し、研究開発を中心とした戦略協業契約を締結すると発表した。藻類を利用した化粧品原料、また、化粧品容器にかかる原料の開発と量産化、さらには将来的な食品産業に活用できる原料開発などを視野に、循環型のものづくりを加速する。

ちとせグループを統括するCHITOSE BIO EVOLUTION(シンガポール)の株式を取得する形で出資する。資生堂は、藻の持つポテンシャルを最大化し、資源を枯渇させることのない循環型モデルをちとせグループと構築し、グローバル化粧品市場を刷新するサステナブルな価値創造をリードするとしている。

藻類生産、2030年には2000ha規模に拡大へ

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