世界に日本の環境技術をアピール 環境省、COP28で気候変動対策セミナー開催
環境省は12月14日、気候変動の悪影響に伴う損失と損害(ロス&ダメージ)に対処するための支援として、アジア太平洋地域において、観測機器の整備など、早期警戒システム(EWS)の導入促進に取り組むイニシアティブのセミナーをCOP28で開催した結果を発表した。
世界市場に、日本の民間企業による早期警戒システムの導入や事業展開を目指す
また、環境省が日立製作所(東京都千代田区)とともに構築した、気候変動に伴う浸水リスクを高速にシミュレーションする開発途上国向けのWebサービス「FloodS」について、COP28開会日である11月30日以降、アジア工科大学(AIT)の運用により無償提供を開始したと報告した。