山陽特殊製鋼、欧州子会社で「カーボンフリー水素プラント」完成

山陽特殊製鋼(兵庫県姫路市)は9月7日、欧州子会社OvakoがスウェーデンのHofors(ホーフォーシュ)工場で建設を進めていた「カーボンフリー水素プラント」が完成したと発表した。同プラントは、脱化石電力を活用した水の電気分解によって、毎時約4,000m3のカーボンフリー水素を生成する能力を有する。
これまでLPGなどを使用していたホーフォーシュ工場の加熱炉の燃料をカーボンフリー水素に転換することで、加熱工程で発生するCO2の約50%(約2万トン/年)の削減が可能になるという。
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