日本製鉄ら、水素を活用して製鉄プロセスを脱炭素化 新たな技術開発
日本製鉄(東京都千代田区)は4月15日、金属系材料研究開発センター(JRCM)と共同で、鉄鉱石の還元に水素を用いた水素還元製鉄技術など、製鉄プロセスの新たな脱炭素化技術確立につながる研究開発を開始すると発表した。
CO2排出量を50%以上削減する新技術
日本製鉄とJRCMは3月18日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が追加公募した「グリーンイノベーション基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト」において、「直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発」を共同提案し採択された。これに基づき、両者は今後、2030年までにCO2排出量を50%以上削減できる新技術の開発に着手する。
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