バイオプラやリサイクルプラ製造時の特有臭気を消臭、三洋化成が開発

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「ケシュナール」の外観(出所:三洋化成工業)
「ケシュナール」の外観(出所:三洋化成工業)

三洋化成工業(京都府京都市)は7月17日、環境配慮型プラスチックの製造において、プラスチックの溶融混練時に混ぜ込むだけで、溶融工程で発生する多様な臭気成分に対して高い消臭効果を発揮する消臭剤「ケシュナール」を開発したと発表した。

バイオマス素材と樹脂を複合したバイオマス複合プラスチックやリサイクルプラスチックの製造時は、しばしば特有の臭気(揮発性有機成分:VOC)が発生し、工場などの環境を悪化させることがある。臭気は多様な成分の混合物のため、それらの成分に対応できる環境配慮型プラスチックに適した消臭剤が求められている。

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