EVの普及、自動車関連企業の約半数が「マイナスの影響」

帝国データバンク（東京都港区）は10月5日、自動車関連業種における、電気自動車（EV）普及の影響や、同事業の参入状況を取りまとめたレポートを発表した。自動車関連企業の約5割がEV普及の影響を「マイナス」と捉えていることがわかった。また、4割超の企業がEV事業に参入済み、または参入予定と回答した。

帝国データバンクは8月に「EV普及の影響／参入企業の実態調査（2023年）」を発表した。企業におけるEV普及の影響はプラス、マイナスともに約1割で、実感の乏しい状況が伺えた。今回のレポートでは、EVに直接関係する「自動車関連」業種に焦点を当てた。

自動車関連業種ではEV普及により約5割の企業が「マイナスの影響」