西松建設と戸田建設、火山ガラス微粉末を用いたコンクリートで共同研究
西松建設(東京都港区)と戸田建設(同・中央区)は4月4日、コンクリート用火山ガラス微粉末を用いた低炭素性コンクリートの開発を開始したと発表した。
国産の天然資源「火山ガラス」から低炭素コンクリート
火山ガラスは、火山性堆積物を主原料とする天然のポゾラン(セメントを構成するシリカ質の混合材)。火山堆積物(シラス)が広く分布する鹿児島県では、県発注の一部の工事や二次製品のコンクリートへ使われるなど積極的に活用されている。
火山ガラスを一定の粒度に調整した火山ガラス微粉末は、以下のような特徴がある。
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