和歌山県・ENEOS・花王・サントリー 使用済み食用油によるSAF製造で連携

包括連携協定締結式にて。左からサントリーホールディングス 常務執行役員 サステナビリティ経営推進本部長 藤原 正明氏、花王 特命フェロー 山口 浩明氏(12/31まで前和歌山工場長)、和歌山県知事 岸本 周平氏、ENEOS 和歌山製造所長 手島 政嘉氏(出所:和歌山県)
和歌山県とENEOS(東京都千代田区)、花王(同・中央区)、サントリーホールディングス(サントリーHD/大阪府大阪市)は1月10日、「和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定」を締結した。この協定は、和歌山県が地域資源循環モデルの先進地域となること、和歌山らしさを取り入れたサーキュラーエコノミー型産業の振興を図ること等を目的としている。
家庭用の使用済み食用油からのSAF(持続可能な航空燃料)の製造など、県内の未利用資源・事業活動から生じる連産品の資源化に取り組み、「和歌山産の再生製品」としてのブランディング化を図る。また、その仕組みの確立に向けて産学官連携ネットワークの構築に取り組む。
「わかやま資源自律経済ビジョン」の実現に向けて
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