日本製鉄、藻場再生でブルーカーボン創出する取り組み 北海道森町で開始

日本製鉄(東京都千代田区)は9月4日、森から海へと供給される鉄分を人工的に生成する「ビバリーユニット」を沿岸地域に提供し豊かな海を取り戻す「海の森プロジェクト」の一環として、北海道函館市近郊の森町と共同で、30トン程度のビバリーユニットを施工したと発表した。施工時期は10月中旬まで。
2023年度は持続的な藻場の再生・回復に挑む
同社が開発したビバリーユニットは、鉄鋼スラグと廃木材チップを発酵させた腐植土を原料とした鉄分施肥材。「海の森プロジェクト」を通じて、2004年から全国44カ所の沿岸に提供している。
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