NECら、AI活用で再生プラ製造を効率化 配合工程時間の短縮を実証

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丸喜産業本社工場の再生プラスチック製造現場(出所:日本電気)
丸喜産業本社工場の再生プラスチック製造現場(出所:日本電気)

日本電気(NEC/東京都港区)と丸喜産業(富山県高岡市)は10月24日、AIにより材料開発を効率化するマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の技術を応用した再生プラスチックの製造の実証実験において、廃プラスチックの配合と調色の作業時間を最大50%短縮し、効率化を可能にしたと発表した。両社は、この成果をもとに、再生プラスチックの効率的な製造を実現するソリューションの開発に向けて協議を開始した。

コンサル提供で廃プラの効率的な循環を推進

両社は、2025年を目標に、プラスチックリサイクルに携わる企業に対してコンサルティングを起点としたソリューションを提供し、廃プラスチックの効率的で循環的な利用を推進する。また、再生プラスチックの製造に関する情報の一部を開示可能にすることで、AIによる再生プラスチック素材の高付加価値化を生み出し、活用範囲の拡大に貢献するという。

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