日本製鉄、高炉から電炉への転換を本格検討へ

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日本製鉄(東京都千代田区)は5月10日、高炉プロセスから電炉プロセスへの転換について、九州製鉄所八幡地区(福岡県北九州市)と瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)を候補地として、本格検討を開始すると発表した。

社内の検討体制を整備し、広く社外の関係先も含めた検討を加速化。早期の実現を目指す。電炉転換の候補となる両地区は、いずれも同社を代表する高級鋼の量産拠点であり、開発中の技術成果を結集し、高級鋼のカーボンニュートラル化にいち早く取り組んでいくとしている。

生産コストの大幅な増大を想定 「政策支援策の早期整備を」

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