JFEエンジ、排ガス中の低濃度CO2を高濃度で回収 技術実証開始

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ハイブリッド型フローイメージ(出所:JFEエンジニアリング)
ハイブリッド型フローイメージ(出所:JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は7月20日、ガスエンジン発電機や廃棄物処理プラントなどの燃焼排ガス中の低濃度CO2を、低消費エネルギーかつコンパクトな設備で高濃度に回収できるCO2分離回収パッケージ「GX-Marble」の実証試験に着手すると発表した。

GX-Marbleは、膜分離法と物理吸着法のハイブリッド型で、CO2濃度6~12%程度の燃焼排ガスからCO2を分離回収する。実証試験は、ガスエンジン発電機の燃焼排ガスを用いて行う。実証期間は2023年10月~2024年9月。実証試験では回収CO2濃度99.5%、CO2分離回収消費エネルギー1.5GJ/t-CO2を目標としている。

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