積水化学、ビル外壁にペロブスカイト太陽電池を実装

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大阪本社リニューアル完工イメージ。赤枠内がフィルム型ペロブスカイト太陽電池(出所:積水化学工業)
大阪本社リニューアル完工イメージ。赤枠内がフィルム型ペロブスカイト太陽電池(出所:積水化学工業)

積水化学工業(大阪府大阪市)は10月5日、大阪本社が入居する堂島関電ビルに、建物外壁へ常設設置として国内で初めて、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を実装したと発表した。ビルの環境負荷低減に加え、同太陽電池による発電量のモニタリングや経年変化など、長期的な品質評価に活用する。

今回、同社は、地上12階の風荷重に20年相当耐え、安定した発電性能を維持した設置方法を、グループ会社の積水樹脂(大阪府大阪市)と共同検討、「フィルム型ペロブスカイト太陽電池付き建材パネル」(約1m角パネル)を完成させた。このパネル合計48枚(約48m2)を地上12階部分の南側壁面に設置した。

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