企業の光熱費、8割で「増加」 小売業では平均186万円の負担増に

帝国データバンク(東京都新宿区)は5月24日、2022年度におけるエネルギー価格上昇に伴う企業の「水道光熱費(光熱費)」への影響を調査した結果を発表した。約8割にあたる約3万1000社で、前年度から支払った光熱費が増加していたことが判明した。1社あたり光熱費増加額は平均で47.8万円に上った。月額で約4万円の新たな光熱費負担が発生した計算となる。
同社は4月に「電気料金値上げに関する企業の実態アンケート」を実施した。4月までに2022年度(22年4月-23年3月)決算が判明した企業で、2021年度の業績と比較可能な約3万8000社の光熱費を調査した。