AGC、太陽光パネルのカバーガラスを板ガラス原料に リサイクル実証成功

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AGC(東京都)は11月7日、日本で初めて使用済み太陽光パネルのカバーガラス約24トンを、原料カレット(ガラス端材)にリサイクルする実証試験に成功したと発表した。また、この実験は、AGC横浜テクニカルセンターの建築用型板ガラス製造窯にて実施された。

太陽光パネルの大量廃棄問題に道筋 カバーガラスを板ガラスに再利用

今回の実証試験において、太陽光パネルのカバーガラスが、特殊な加熱処理によって板ガラスに再利用可能な原料カレットとなることを確認。今後リサイクルが促進されることで産業廃棄物の削減や、珪砂やソーダ灰など天然資源由来原料の節減が可能となり、サーキュラーエコノミーが進むことも考えられる。また、原料カレットの利用促進に伴い、製造工程におけるGHG排出削減にもつながるという。

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