TOPPAN、カップ麺フタのアルミ箔を不使用に 製造時のCO2約3割削減

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「アルミレス蓋材」のイメージ (出所:TOPPAN)
「アルミレス蓋材」のイメージ (出所:TOPPAN)

TOPPAN(東京都文京区)は10月4日、即席麺蓋材の環境対応策として「アルミレス蓋材」を開発したと発表した。従来のアルミ箔を使用した蓋材と同等の機能性を持ちながら、製造時のCO2排出量を約32%削減できる。価格も従来品と同等だ。

カップ入り即席麺に使用されている蓋材には、アルミ箔を使用した材質構成が採用されてきた。これは、湯を注ぐ時に蓋を折り曲げた状態で維持できる「デッドホールド性」が必要なためだ。今回、用紙メーカーと共同開発した「アルミレス蓋材」は、従来のアルミ箔を使用した蓋材と同等の「デッドホールド性」「耐油性」「遮光性」を持つ。内容物を変更せずに蓋材の切り替えが可能だ。

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