事業用変圧器に新たな省エネ基準 26年度に消費効率約11.4%向上

経済産業省は6月15日、工場やビル等の施設内で利用される事業用変圧器について、省エネ法におけるトップランナー制度に基づく、2026年度を目標とする新たなエネルギー消費効率(省エネ基準)を取りまとめた報告書を公表した。
事業用変圧器のエネルギー消費効率は「全損失」を指標としており、目標年度である2026年度において、対象となる事業用変圧器の「全損失」は平均すると444.1W/台。2019年度の「全損失」は501.1W/台であるため、エネルギー消費効率は約11.4%の向上が見込まれる。