三菱ケミカル、バイオマス6割以上の生分解性樹脂を開発 31週で土壌化

三菱ケミカルグループ(東京都千代田区)は2月9日、バイオマス度60%以上で柔軟性も高い生分解性バイオポリエステル樹脂を、新たに開発したと発表した。食品包装やレジ袋、農業用マルチフィルムなど、さまざまな用途への活用を見込む。
開発された樹脂は2種のグレード「SA916N」「SA916F」で、同グループ独自の材料設計技術によりバイオマス由来のモノマーを組み合わせることで、高いバイオマス度、柔軟性、高い引裂強度、優れた加工性を実現した。透明性や衝撃強度も高く、同社のBioPBS(TM)含む他の生分解性樹脂との相容性に優れるなどの特長もある。
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