UCC、水素活用・コーヒー大型焙煎機を導入へ 25年4月富士工場で稼働

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UCC上島珈琲(UCC/兵庫県神戸市)は9月25日、レギュラーコーヒー製造の主力工場であるUCC富士工場(静岡県富士市)に、水素を熱源とする大型焙煎機を導入すると発表した。水素は山梨県より、再生可能エネルギーを活用して製造した「グリーン水素」を調達する計画で、2025年4月から運転を開始する予定だ。

一般的に、コーヒー焙煎の熱源には天然ガスが使用される。同社は、NEDOの助成事業において、燃焼時にCO2を排出しない水素を熱源とする焙煎機と、水素バーナーの開発・実装を進めてきた。5月には水素焙煎に関する発明について、協力企業のヒートエナジーテック(神奈川県横浜市)と共同で、特許出願したことを発表している。これまでの実用化に向けた進展を受け、今回、水素焙煎機の導入を決定した。

製造能力は年6,000トン、総事業費は約10億円

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