日本製鉄、米鉄鋼大手のUSスチールを買収 総額2兆円・日米大型再編

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日本製鉄(東京都千代田区)は12月18日、米鉄鋼大手のUnited States Steel Corporation(USスチール)を買収すると発表した。 買収額は約141億ドル(約2兆円)で、日米鉄鋼業界の大型再編となる。

粗鋼生産能力は約8600万トンに拡大

日本製鉄は、現⾏供給体制を維持しつつ、現地需要全体を捕捉する一貫生産体制を拡大する長期ビジョンに基づき、世界の鉄鋼生産能⼒が余⼒基調のなかで新規⽴ち上げリスクを回避する観点を踏まえ、M&A中心の展開を計画している。

今回、USスチールを完全子会社とすることで、同社グループの世界での粗鋼生産能力は約8600万トンまで拡大し、目標とする「グローバル粗鋼1億トン体制」に大きく近づく。

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