企業が連携しCO2を削減するモデル事業に最大2億円 環境省SHIFT事業

環境省は5月26日、「工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)」のうち「企業間連携先進モデル支援」の募集を開始した。個社単位の取組を超えて、企業間で連携してサプライチェーンの脱炭素化に取り組む先進的なモデル事業に対して補助金を交付する。執行団体は、日本海事協会。
同補助事業は、自社のスコープ3削減を目的とし、当該企業のスコープ3に関係する企業と連携して脱炭素化の取組を主導する企業(代表企業)と、代表企業のスコープ3削減に資する企業(連携企業)が連携し、CO2排出量が50t-CO2以上の各工場・事業場の設備更新を実施する。なお、「企業間連携先進モデル支援」は2023年度に新設された。