山口重工、GHG排出量削減の取り組み強化 BSIの国際規格を取得

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(出所:BSIグループジャパン)
(出所:BSIグループジャパン)

BSIグループジャパン(神奈川県横浜市)は1月29日、鉄骨を中心に鋼構造物の製造・施工を手がける山口重工業(福岡県福岡市)が「PAS 2080:2023」に基づいたカーボンマネジメント認証を取得したと発表した。アジアの企業が「PAS 2080」認証を取得するのは、今回が初めて。

山口重工業は、COP28における英国でのGHG排出量を参考に、2030年までの目標を2013年比で55%の排出削減を新たなKPIに設定するなど、さまざまな脱炭素化施策を推進してきた。これらの取り組みが評価され、同規格取得につながった。

持続可能な建築プロジェクト推進を牽引

「PAS 2080」は、建築物やインフラ開発における炭素管理のための規格。同規格を取得する過程では、プロジェクト実施に伴う炭素の測定や監視、サプライチェーンの管理状況などが厳格に評価される。これにより、取得企業は、たとえば以下のような実証が可能になる。

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